分解されることがほとんどなく、自然界の異物残り続けるものとして、永遠の化学物質「フォーエバー・ケミカル」と呼ばれる物質をご存知でしょうか?
NHKクローズップ現代で特集がありましたので、ご覧になった方も多いかと思います。
有機フッ素化合物の1つ「PFOA(ピーフォア)」。
環境への蓄積性や発がん性などがあることが分かり、今月、国際条約で禁止されました。
このことは、私はかなり以前から知り、我が家ではフライパンは全て鉄製です。
鍋はステンレスかホーローです。
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日本の各地で河川などから検出されていますが、日本では基準がないために対策が遅れています。
有機フッ素化合物の1つ「PFOA(ピーフォア)」は残念ながら多くのものに使用されています。
例えば、焦げつかないフライパン、水をはじく衣類、消火剤・・・。こうした便利な製品にかつて使われていました。
土壌汚染=水質汚染
そして、一度汚染されたら、改善されるまでに数十年~100年かかるのです。
化粧品や洗剤にも言えます。
いくら便利でも、自然環境へ分解され戻るものしか使ってはいけないのです。
つけとして、身体の大きな苦痛や治療へのお金として戻ってきます。
あなたで出なくても、あなたのお子さんやお孫さんが苦しむかもしれません。
知らない大切な役目を持つ誰かを苦しめるるかもしれません。
化学物質の赤ちゃんへの影響を調べている北海道大学の岸玲子先生の研究結果
母親のPFOSの濃度によって、ある傾向が浮かび上がりました。母親の濃度が比較的高いグループは低いグループに比べ、赤ちゃんの体重が軽くなったり、精子の形成に関わるホルモンの濃度が4割低かったのです。
出典:NHK
日本では基準がないため、よく分かっていないということは確かです。
少子化が加速うることで、国力が衰え、経済的にも国としての存続が危惧される日本なのですから、赤ちゃんや今から生まれてくる子供の精子や子宮に影響が出る物質を使い続けることは、本末転倒です。
企業も責任と使命感を持つべきです。
国も基準を明記し、違反企業には指導やペナルティも辞さない態度が必要と思われます。
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